コロナウイルスの影響で自粛ムード漂う最中、今年も「山崎川」へ花見に行ってきました。
人出は例年の1/5程度と少なく、行きたくても行けなかった方もいると思うので、その様子をご紹介します。
山崎川の桜は全長2.8kmに渡って約600本のソメイヨシノが植栽されており、夏は木の葉が日陰になって多くのランナーが日中でも走っています。
そこはまるで桜並木のアーケードの様で、春には「ヒラヒラ・・・」と舞い落ちる様子を見ながら散策する事が出来ます。
山崎川の歴史
ここで山崎川の歴史について少しだけ調べてみました。
養老元年717年の古地図の中に「山崎」の地名があります。
にわかに信じがたいですが名古屋駅周辺は完全に海の中・・・
そんな昔から山崎川はあったの???
現在ある山崎川の水源は千種区の平和公園にある猫ヶ洞池(ねこがほらいけ)で、1664年に農業用のため池として作られたものらしいです。
という事は、1664年以降に農業用水として引かれたのが、現在の山崎川となった様ですね。
山崎川の桜は、いつもどうり。
冒頭でもお伝えした通りコロナウイルスの影響で人出が減った分、いつもよりゆっくりした時間がそこにはありました。
いつもなら雑踏の中、人を避けながら進みますが、今年は急に足を停めても人とぶつかる心配もありません。
訪れた人はいつも以上にゆっくりと贅沢な時間を過ごされた事と思います。
その時の様子をいくつか納めたのでご覧ください。
今年はライトアップが中止となりましたが、暗闇に映える山崎川の桜も風情があって必見モノです。
場所は、かなえ橋から鼎小橋までの約120m ※ 名古屋市立大学薬学部西側の山崎川沿い
交通経路(新瑞橋〜石川大橋〜瑞穂区役所)
「来年は行ってみたい!」という方のために、おすすめの交通経路を載せておきます。
地下鉄(名城線&桜通線) 新瑞橋 5・6番出口のバスターミナルを出ると、直ぐに桜並木がお出迎え。
その脇を流れる「山崎川」を北上していけば瑞穂球技場に出ます。その先にある木造の「鼎小橋」までがメインの桜並木になります。
徒歩で片道約30分以上の道のりです。歩きやすい靴で来ないと後で後悔することになります。その点だけご注意下さい。
地元民おすすめお立ち寄りスポット
花見を終えた後に小腹が減ったら、地元で有名な行列のできるパン屋さんに立ち寄られてはいかがでしょうか?
お店の名前は「シャルム ベーカリー ポンシェ」です。TVで紹介されてからますます行列が長くなった気がするのは私だけでしょうか?
山崎川からも9分と近いので暖かい日にはここでパンを買って川辺でのんびりしたりしてます。
特にここの明太子フランスパンは絶品で、今だと予約しないと入手は困難かもです。
いかがでしたでしょうか?少しでも春を感じて頂けたでしょうか?「花見をしないと春が来た気しない」「今年は桜は見逃した」そんな風に思われていた方のお役に少しでも立てれたら幸いです。
来年は満開の桜を見に来れると良いですね。
ではまた山崎川でお会いしましょう。
コメント