普段、妻が愛用している基礎化粧品「ライスフォース」について、常々疑問に思っていたのでちょっと調べてみました。
私ではなく妻が愛用している化粧品について、一切の私見を挟まず、客観的に分析及び、検証を試みました。
まず初めに私の第一印象はお値段が「お高い」です。
「男には分からないでしょ!」と言われてしまえばそれまでですが、あんなちっちゃなボトルが1万円って普通に高くないですか?
果たして、本当に価格に見合う商品なのでしょうか?
特に女性の肌は皮脂の分泌が少なく、男性と比べると乾燥気味傾向なので、化粧品の力を借りて潤いを保ち続ける事が大切です。
ヒアルロン酸やコラーゲンなど、私でも聞き覚えのある成分を配合した商品が数多くある中、「ライスフォース」は【ライスパワーエキス】なる成分を用いた商品シリーズを展開しています。
「ライスパワーエキス」とは? ヒアルロン酸やコラーゲンより優れた成分なのでしょうか?
この記事では、以下について詳しく述べています。
・浸透について真実を知る事が出来ます。
・肌の構造と役割を知る事が出来ます。
↓
その結果、乾燥から肌を守る事が最重要と理解出来ます。
「ライスパワーNo.11エキス」には『自己修復機能』が備わっており、
一時的に潤う他の化粧品と違い、潤い続ける事が可能。
実際に私(男)が使ってみた感想は?
まずは私(男)が実際に使用してみた第一印象ですが・・・
1.化粧品特有の作った香りはしない。
2.さらっとしたつけ心地。
3.それでいて保湿効果が高い。
4.しかも翌朝までしっとり・・・
普段、私が使っている「無○良品」の保湿液とは、明らかに違う『つけ心地』・・・翌朝までしっとり潤いを保っているのにベトついていない。
「明らかに品質の高い化粧品を使っているぞ!」(癖になる快適な使い心地)
ただし、良いからと言って、高価な化粧品を買い続けられるほど、我が家は裕福では無い!(キッパリ!)
普段、節約家の妻がなぜ「ライスフォース」にお金を掛けるのか?
単に品質が良いだけでは、続けられないはず・・・
ますます疑問に思えてきました。
聞けば6年も使い続けているとか。口コミにも「品は良いのですが高すぎて継続できません」と言った『価格』に関するコメントが多く見かけます。
これ以上、オッサンの肌で試したところで意味無いし(正直もったいない)ので、ここからは【メーカのお問い合わせセンター】も巻き込み、私の疑問をぶつけてみました。
肌のメカニズムについて
基礎化粧品に求める効果って何ですか?
保湿、ハリ、シミ改善、美白などが思い浮かぶかと思います。それらを化粧品で補うには肌の奥深くに届ける必要がある訳ですが、お使いの化粧品が「角質層」より下の、より深い層に浸透していると思っていませんか?
結論を先に述べると、皮膚は外界からの物理的・化学的刺激から体内を守るバリア機能を持っており、どんなに高価な化粧品を使っても肌への浸透については、厚さ約0.02mmの「角質層」(上の図)までしか潤すことが出来ません。
では、どうすれば肌の奥深くまで、有効成分を届けられるのでしょうか?
シワなどの改善には『真皮』にある【基質】を補ってあげることが重要とされており、ヒアルロン酸の直接注入が有名です。ただ、非常に高価な上、その効果も1年程度なので一般的ではありません。
しかも『真皮』には神経が通っており、施術には痛みが伴います。
薬機法(薬事法)でも浸透効果の表現に定めがあって、パッケージのどこかに小さく「※角質層まで」と書かれているはずです。
なのに天然成分由来の洗顔料を使って、コラーゲン入りの化粧水をたっぷり浸透させ、高い美容液で毎日美白・・・。
毎日行なっているケアって意味あるのでしょうか?
そう思われて当然ですよね。
そもそも肌の奥深く、角質層より下の「真皮」に届かせる分子レベルってどれぐらい?
新たな疑問が湧いてきたので、ちょこっと調べてみました。
2,100万本突破!1,696人以上の女優・タレント・モデルが絶賛のコスメ
肌を通過する分子量とその濃度の関係
健康な皮膚の場合、分子量500という値が皮膚を通過する基準と言われています。
例えば、水の元素記号はH2Oです。これの分子量は18です。
<計算式>
Hの原子量・・・1
Oの原子量・・・16
1×2+16=18
※ちなみに分子とはすべての原子を組み合わせたモノと理解して下さい。
※ちなみに「粒子」の話までしだすとややこしくなるので割愛します。
水の分子は18なので肌組織を通り抜けられるほど小さです。
だからお風呂で長湯をしていると、シワの多い指先がふやけけてしまうのはそのためです。但し、生きているカラダには体液濃度を一定に保つ調整機能があるので、暫く経てば汗によって体外へ放出され元に戻ります。
(ちょっと余談ですが)
その過程において変化する事を「高張」、「低張」、「等張」で表します。
「高張」:細胞内の溶液より濃度が高い→水は細胞外へ移動→細胞は縮む
「低張」:細胞内の溶液より濃度が低い→水は細胞内へ移動→細胞は膨らむ
「等張」:細胞内の溶液と濃度が等しい→水は細胞内外へ同じだけ移動→細胞は変化しない
よくある例えとして、喉が乾いたからと言って海水を飲むとどうなるでしょうか?「高張」が始まり細胞内の水分が外に出てしまって、逆に喉が渇く羽目になります。
ちなみにお風呂上がりの肌はすでに保水された状態なので、それ以上貯めることは出来ません。よって化粧水の有効成分が積極的に肌に浸透するとは考えにくいです。
話が脱線しましたが、ライスフォースの分子量はいくつなの?
その答えは後述の「浸透力」でお答えします。
角質層の吸収率の違いについて
角質層の吸収率ついても少し触れておきます。体の部位によって角質層が異なるのはご存知でしょうか? 先程、0.02mmと説明しましたが体の部位によって角質層には厚みに幅があり、約0.01〜0.03mmだそうです。
二の腕の内側を1倍とした場合、顔の吸収率はご覧のとおりです。
ご想像通り、顔は体に比べ吸収率が高くなっています。
角質層が厚い部位は吸収率が低く、薄い部分は高いということです。
・額(おでこ) ・・・6倍
・頬(ほっぺた)・・・13倍
・顎(あご) ・・・13倍
特に粘膜が露出した部分は吸収率が非常に高く、坐薬などは有効成分が肝臓を介さず体内に素早く浸透されるので、経口投与より解熱に適しています。
以上、お疲れさまでした。
ややこしい話はこれぐらいにして、「ライスフォース」がこれまで説明した内容に則しているのか/いないのか、紐解いていきましょう。
たっぷり約30日分・・・しっかり試せてうるおうお肌へ『ライスフォース30日セット』
ライスパワーの正体について
ライスパワーとは?
”米を原料に麹菌,酵母,乳酸菌などの微生物を用いて発酵・熟成・抽出することによって作られる醸造発酵物であり、糖質やアミノ酸およびそれらの代謝物によって構成される複数の化合物を含有する天然の混合物である。”
”これらの成分が個々に生体に作用しているのではなく、多成分が一つ一つは微弱かもしれないが多くの標的に作用し、相互に影響を及ぼし合いながら協働して、加算的または乗算的に一つの現象が明確な効能効果として現れるもの。”
”用いる微生物の種類や数,また種々の発酵条件(原料,前処理方法,温度,時間,抽出方法など)を変えることによって,さまざまな種類のエキスを作ることができる。”
”現在までに13種類を実用化している。”
「ライスパワーエキス」に無限の可能性を感じませんか?ひょっとしたらまだ発見されていない、より優れた効果を発揮するエキスが作り出されるかも知れませんね。
「ライスパワーNo.11エキス」の浸透力とは?
分子量が小さくないと角質層の下にまで届かない事は先程ご説明しました。ヒアルロン酸の分子量は約1100万〜200万、低分子コラーゲンでさえ500〜1,000なので、分子量が大きすぎて皮膚の上からいくら塗っても浸透しません。アセチルヒアルロン酸(通称スーパーヒアルロン酸)でも約1万〜10万と同様です。
”分子量が小さいからぐんぐん浸透!”
※角質層まで
この事からも「ライスパワーNo11エキス」も他のメーカと同様、「0.02mmの角質層止まり」でした。
有効成分が直接「真皮」に届いて、シワ改善に役立っている訳ではない。ので誤解のないように。
あくまで目的は【保湿】となります。
では「ライスパワーエキス」の分子量はいくつなのでしょうか? 気になりますよね?
どこにも記載がないので、直接メーカに聞いてみました!
”○○様
この度はライスフォース化粧品に興味をお持ちくださり、誠にありがとうございます。
お問わせの件でございますが・・・・
ライスパワーエキスは、様々なアミノ酸系の成分から成る複合体でございます。
単一成分の様な決まった数値では表す事ができかねますが、お肌に浸透する1,000ダルトン以下でございます。
「1000ダルトン」とは? 私も知らないので調べてみましたが・・・
ダルトンとは質量の単位で、1ダルトンは12C原子1個の質量の1/12倍と定義されており・・・
はぁ??? あーもうわからん!
1分子の質量をダルトン単位で表示すると、その数値は分子量と同じ。
そういうことらしいです。という事は『1000ダルトン=分子量1000』と解釈して良さそうです。
分子量500以下でないと角質層より下には浸透しないので、「ライスフォース」も「角質層止まり」で間違いない事がこれで実証されました。
ちなみに最近ネットで見かける溶解型マイクロニードルも『真皮』には届いていません。医療用は『表皮』まで、化粧用だと『角質層』までと定められています。
分子量の高いヒアルロン酸をそのまま皮膚に塗っても全く浸透しないので、マイクロニードルで強制的に角質層へ注入するのが狙いです。
最近では自宅でも施術可能なパッチが販売され、痛みも伴わないので人気のようです。
ですが、下の図のように表皮層にヒアルロン酸が届いたとしても、ターンオーバーにより角層へ押し上げられ、核を持たない角質へと変化してしまいます。
これもシワ改善と言うよりは、【保湿】がメインの商品になります。
「ライスパワーNo.11エキス」の保持力とは?
ヒアルロン酸は1gで6リットルもの水分を吸着できると言われています。それが体内の水分と結合してゼリー状となって膨らみ、シワにハリを与えてくれます。「ライスパワーNo.11エキス」にもそれと同じ効果があるというのでしょうか?
水分保持能の高い皮膚とは単純に水分量が高く潤った皮膚になります。この水分保持能の役割を担うのが、全身を覆う皮膚の最も外側にある角質層になります。
表皮基底層で分裂した角化細胞は、徐々に分化しながら皮膚最外層へと移行していき、やがて脱核し扁平な形になり、アミノ酸などのNMF(Natural Moisture Factor)を含んだ角層細胞同士と結合します。
その間隙はセラミドを主成分とした細胞間脂質が埋める構造となり、内側から水分が体外へ蒸散するのを防いでくれるのです。
ライスパワーNo.11エキスには、皮膚の乾燥を防いで、うるおいを与える効果だけでなく、『皮膚水分保持能力の改善』という新規効能が備わっているのです。
「ライスパワーNo.11エキス」の改善力とは?
バリア機能は加齢によって低下しますが、ライスパワーNo.11エキスは、皮膚に塗布すると表皮全体に浸透し、角化細胞を活性化、セラミドなどの細胞間脂質量を増大させることによって角質層のバリア機能を高める作用があります。
その効果はしっとりした肌をもたらすだけでなく、整然とした角質層を形成することによってキメ細かいすべすべした肌をもたらし、光の乱反射を防いで透明感を高め、シワ形成を防ぐことにも繋がるのです。
ライスパワーNo.11エキスの改善効果について、メーカに補足説明頂いたので以下に載せておきます。
”お問い合わせの件でございますが、ディープモイスチュアシリーズに配合しております有効成分ライスパワーNo.11エキスは、エキスそのものが非常に低分子のため、角質層にしっかり浸透してうるおい効果を働かせます。
また、ライスパワーNo.11エキスは「水分保持能改善効果」によって、一時的にうるおいを補うスキンケアでなく、ご使用を継続して頂く事で、お肌本来が持つ水分を保つ力を高め、お肌の内側から改善してくれる商品となります。
皮膚水分保持能(肌が水分を蓄える力)の改善テストでは、塗布後の「水分保持能改善効果」がコラーゲンよりも高いことが分かっております。
要はコラーゲン配合の塗布化粧品より「ライスフォース」の方が分子量が小さく、角質層の奥深くまで浸透するので、きめの細かい整った角質層が形成されるという訳ですね。
もしコラーゲン配合の基礎化粧品を使われている方がみえたら、「ライスフォース」を一度お試しになってはいかがでしょうか?
(妻の)会員ページのご紹介
お肌分析
ここからは妻の協力も得て(始めは嫌がっていましたが。。)事実をありのまま掲載していきます。
お肌タイプ
以前の妻の顔は、上半分が皮脂でテカっていて、下半分が乾燥で粉を吹いている状態でした。(悪く言うとこんな感じ)
基本乾燥肌なので水分保持力は低く、Tゾーンに皮脂がやたら多い、やっかいな肌質の持ち主です。
下の「お肌タイプ」分析結果通りですね。
お肌の特性
それがライスフォースに変えてから、私の目から見ても、無駄な皮脂は減り、アゴ周りの乾燥も無くなり、顔全体がしっとりと整った印象に変わりました。
その証拠に、下記チャート図でも全体的に良くなっているのがお分かり頂けると思います。
お肌の変化
下の写真の違いをお分かり頂けるでしょうか?肌のキメ細かさが増えていませんか?
妻も歳が歳なもので、皮溝は不規則の様ですが明らかな改善が見て取れます。(それにしても黒い穴は何なんだ?ニキビ跡か!?)
お肌分析の動画説明
妻が定期購入してる製品と感想
①ディープモイスチュアローション
・毛穴が目立たなくなった。(妻談)
②ディープモイスチュアエッセンス
・肌のトーンが上がり、小ジワが目立たなくなった。一番のオススメ!(妻談)
③プレミアムパーフェクトクリーム
・当初は「ディープモイスチュアクリーム」(通常のブルー)を使っていたけど、年齢と共に乾燥が追いつかなくなり、「プレミアム」に変えたら改善されました。(妻談)
まとめ
今回の一連の調査で、素肌にとって本当に大切なのは、浸透にこだわるのではなく『水分の補強』ではないでしょうか?
当初、「有効成分が肌の奥深く(真皮まで)に浸透することで肌が若返っていくもの」と思っていましたが、実際にはその様な化粧品は存在せず、『肌本来のバリア機能を手助けしてくれる化粧品』を使われるのが正しいと思われます。
健全な皮膚の表面は皮脂で覆われ、セラミドや水分が逃げないように守られていますが、そのバリアが破壊されると保持されるべき物質が角質から外に流出し乾燥を引き起こします。
『ライスフォース』はそこに着目し『皮膚水分保持能力の改善』に効果のある成分として、「ライスパワーNo.11エキス」を選んだのだと思います。
<2,100万本突破>1,696人以上の女優・モデルが絶賛する[薬用]エステ級スキンケア
定期便のキャンセル方法
試してみたけどやっぱり肌に合わない。そんな方のためにキャンセル方法を最後に載せておきます。
①定期購入されるとマイページが作成されます。定期便の商品内容を変えたり定期期間を変えたり休止したりする事の出来る【化粧品 定期便】へと入って下さい。
②会計集計の欄外に明らかに小さく【定期便のキャンセルについて】とありますのでクリックして下さい。
③最後の抵抗を経て、簡単なアンケートの後、無事キャンセルとなります。
まずは定期便4点セット3,500円(送料込)をお試し下さい!
お申し込みはこちら↓から
たっぷり約30日分・・・しっかり試せてうるおうお肌へ『ライスフォース30日セット』
あとがき
最後までお読み頂きありがとうございました。少し小難しい内容も含まれていたかと思いますが、私の性格上、口コミや評判だけで良し悪しを判断したくないので、可能な限り自分で調査分析を試みました。
当初、日々使い続けるにしては高額な為、見合った効果がなければ止めるよう妻に言うつもりでしたが、調査を進めるうち確かな手応えを感じ始めました。
調査といっても、いわゆる「粗探し」に近く、どこかに問題点や矛盾点が無いか、探していた感じです。
妻としても、これまで様々な基礎化粧品を使ってきて、友人の勧めでライスフォースを使い始めたそうです。変えてから、それまでの肌のトラブルが一気に解消されたと言っています。
少々高くても他に変えるつもりは無いぐらい気に入って使っています。
もし肌のトラブルで悩まれている方が見えられたら、一度お試しになってはいかがでしょうか?
コメント