こんにちは。筋トレ歴25年のサフィンです。ジムで休憩していると会員の方から様々な相談や質問を受ける事があります。
それらご相談の中から、いくつかピックアップして皆さんにご紹介していこうと思います。
自分に保険を掛ける訳ではありませんが、筋トレにおいて絶対的な正解は無いと思っています。私にはベストでも、他人にはイマイチな事も多くあります。
長年の経験から、より良い方法をお伝えしますが、中には「あまり効果を感じられないな・・・。」なんてモノも有るかもしれません。
あくまで一つの考え方として、ご理解お願いいたします。
もちろん、明らかな間違いはご指摘頂けると嬉しいです。それとご相談も受け付けております。
それでは本日のご相談者の方、お入り下さーい。
ご相談内容
ご相談者:筋トレ歴1年 20代の男性
プレス種目の時、筋力に左右差があってセット後半で動作が不安定になります。 このまま続けると見た目の違いにも明らかな差が生れないか気になります。 何か良い対策があれば教えて下さい。
ご提案内容
私も筋トレを始めた頃、ベンチプレスをすると利き手である「右胸」は収縮を意識出来ましたが、「左胸」はほぼ支えているだけの状態でした。
正直、20年経った今でも「左」は弱いままですが、昔と違って「効かせられる」様になりました。
ではどの様にして「効かせられる」様になったのか?
実は対策らしい事は何もしていません。
2~3年もすると自然と筋量も付いてくるので、左右差は自然と埋まってきます。
とは言っても、ポイントはありますのでいくつかご紹介します。
1.「弱い方」に合わせる。
重量、レップ数共に「弱い方」に合わせて下さい。という事は自ずと最初のセットは「弱い方」からスタートになります。
そうする事で、より意識が「弱い方」に向くと思います。
2.ダンベル種目より、「バーベル種目」を選ぶ。
ダンベルカールより、バーベルカール、
ダンベルベンチプレスより、バーベル(スミス)ベンチプレス、
ダンベルショルダープレスより、バーベル(スミス)ショルダープレス、
といった様に、左右均等に力を加えバランスを取る種目を選んでください。
3.動作は「ストリクト」に。
ある一部分が弱いと、その周りの筋肉が加勢して挙げようと勝手に動きます。その状態で続けるのはあまり良くないです。
一番挙げにくい軌道が正しい軌道です。正しい軌道で挙がらなければどんどん重量を下げて下さい。
4.弱い方のトレーニング頻度を増やす。
これにはダンベルを使用します。
例えば、月曜にバーベルカール(強度:強)をしたら、水曜日に「弱い方だけ」ダンベルカール(強度:低)をする。
といった様に「弱い方」のトレーニング頻度を上げてみるのも手です。
工夫次第でいくらでもやり方はあるので、ご自分に合った方法を見付けて下さい。
これらポイントを常に意識さえしていれば、いつしか気にならなくなります。
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