【アークテリクス】2022秋冬プロトンFLフーディの紹介とアトムLT/ARとの比較

ファッション

おはこんばんわ!サフィンです。

ようやくこの商品を紹介することが出来ます。

本腰を入れて記事を書きたかったので周辺環境を整えていたら、購入してから数ヶ月も経ってしまいました。

ズバリ!その商品とは「プロトンFLフーディ」(公式サイトへGO)です!

「これまで買ったアークテリクスの中で1番!!」と言い切っても良いレベル。

2020年に惜しまれつつも廃盤となり、今年2022年に復活した商品になります。

その特徴は裏生地に帝人フロンティア社の「Octa® オクタ®ロフト」を採用している点で、これが噂に違わずいい仕事してくれるんです。

もちろん良い生地使っているだけでは他のブランドと一緒。まして「アークテリクス」を名乗ることなど出来ません。

「アークテリクス」が他と違うのは機能美に裏打ちされた「優れたデザイン」が魅力なので、その辺りもじっくりと解説していきます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

なんか今回も長くなりそうね・・・

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最高の高性能マテリアル

表地:肌触りが「絹」の超耐摩耗素材。

プロトンFLの表生地「Fortius™ Air 20」は 極薄、軽量、まるで上質な絹のような肌触りなのに、めっちゃスレに強く、毛玉や引っかき傷とは無縁の素材で、通気性もあって、横方向に伸縮性があるので着心地めちゃ天国レベル!

一方、よく比較に出されるアトムLT/ARは「Tyono™20/30」が採用され、スコーミッシュフーディ(Tyono™30)と同じく外気を遮断するウィンドシェルでありながら適度な透湿性を兼ね備えた素材。

※3(4)モデルのみで(強〜弱)比較

プロトンFL/LTアトムLTアトムAR
表生地Fortius™ Air 20Tyono™20Tyono™30
マテリアルnylon84%、elastane16%nylon100%nylon100%
耐摩耗性
透湿性
防風性

腰ベルトとのスレで傷つきそうだけど、

一切そんな心配が要らないから精神的に楽だよ♡

裏地:モフモフの毛細血管が「吸収速乾」を爆速させる。

アークテリクス製品の中で唯一「プロトンFL&パンツ&ベスト」と「プロトンクルーネック」にだけに採用された「Octa® オクタ®ロフト」というマテリアルについて、デビュー当初から国内外メーカの評判がすこぶる良かったので、私自身ずっと気になっていたマテリアルでして・・・。

この度「プロトンFL」が売り切れる前に運良く?入手出来まして、これが「最高っ=33」だけでは片付けられない可能性を秘めた商品である事をビンビン感じる日々でして・・・。

日頃、私のサイトをご覧になっている方なら「Octa® オクタ®ロフト」について、既にご存知の事と思いますので、解説はちょこっとだけにしておきます。

まず「Octa」で検索して出てくる(よく見る)画像がこちら。

「8本の突起が付いたマカロニ」が束を形成し、それらが幾重にも織られ一枚の生地を構成しています。

上の絵を見る限り、1本の直径が約30μ(0.030㎜)の穴の空いた極細繊維です。しかも表面積が最大となる様に形成されています。

まさに「いかにも!」って気がしませんか?

何が「いかにも」なの??

いかにも!積極的に汗を吸収、拡散、放出する様な形状をしていると思いませんか?

しかもデッドエアーを溜め込み「汗冷え」とは無縁と断言しても差し支えない形状です。

加えて中空構造により、これが嘘の様にメッチャ軽量なんです。

ここまでお読み頂いて「アレ」なんですが、より詳しい動画が公式から出てます。

さすが公式ね。あなたの解説なんて足元にも及ばないじゃない。。

言い返す言葉もありません・・。

これ以上の機能紹介はやめて、実際に着た「ナマの感想」をお話していきます。

 

着心地は夢の中・・

ふんわり「優しく」包み込まれる着心地。

まず最初に袖を通した感想ですが、「まるで雲をまとっているかの様」にふわりと軽いです。

全体のフィットは「トリムフィット」と若干タイト目な作りなのに「窮屈ぽさ」は一切なく、感覚的にはむしろ「リラックスフィット」に感じます。

冗談抜きでメッチャ楽です。

朝起きてから寝る直前まで着ていてもイイぐらい!

これはアークテリクスの立体裁断だからこそ成し得る技ではないでしょうか。

じんわり、ゆっくりと「優しい」温かみ。

着た瞬間、体感温度が「フワっと、1℃〜2℃上がります。」

地味に1℃〜2℃なんですが、これが良いのです。

ベースレイヤーが汗で濡れて寒く感じる状況でも、上から羽織った瞬間に優しい温かみがじんわりとやってきます。

この瞬間が最も「買って良かった〜」と喜びを感じる瞬間でもあります。

安堵感にホッとする感じかな。

いくら通気性が良いと言っても、もちろん「スースー」では無いので、冷気はちゃんと防いでくれます。

その辺りはご安心下さい。れっきとした「アクティブインサレーション」です!

「インサレーション」には「断熱」「隔離」という意味があり、アウトドアなどでは保温性のある、中綿の入った防寒着のことを指します。

加えて頭に「アクティブ」が付くことで「行動防寒着」となる訳ですね。

適度な温かみが心地よすぎて脱げない。

「行動中でも休憩中でも、共に体温に変化は感じません!」と言うと嘘になりますが、体温の上下レンジは狭いように感じます。

要するに、

登攀時にオーバーヒートして暑くて脱いだことは無いし、休憩中に汗冷えで凍えるような思いをしたこともありません。

かいた汗が外気で冷やされ、気化が追いつかない気温の低い曇の日に「プロトンFLフーディ」を着ていると、その恩恵を最も感じます。

「プロトンFLフーディ」を着ていると、そもそもが汗をあまりかかないので、冷気で「ヒヤッ」とする事も無いし、唯一背中に溜まった汗も、休憩中にいつの間にか「ほとんど無くなっている」事に後から気付かされます。

冗談のようなホントの話。

背中の一部を残してほとんど乾いちゃう。

 

年間を通じて最も活躍するヤツ!

一般的に防寒着の活躍する季節は「冬」ですよね?!

またも断言しちゃいますが、「プロトンFLフーディ」秋冬年がら年中使えますよ。

流石に夏の低山日帰りは無理ですが、アルプスのテン泊なら(夏でも)天候次第では十分活躍してくれます。

防寒着って、買っても毎年シーズンが来るまで「タンスの肥やし」になるのが常ですが、「プロトンFLフーディ」は初期投資は掛かるものの年間通じて休まる暇がありません。

非常にコスパに優れた製品だと言えます。

 

街着にマッチする本格登山服。

「アクティブインサレーション」こそ、街着の防寒着に最適だと考えます。

その理由は、室外は寒くても室内に入れば暖房が効いているので、衣類に暖かい空気を溜め込んでおく必要が無いからです。

皆さんも一度はあると思いますが、ダウンを着てて、汗だくになって困った経験ないですか?

そんな時こそ!「プロトンFLフーディ」の独壇場です!!

しかもダウンのように着膨れないので、電車で横のおっさんと「おしくらまんじゅう」を繰り広げなくていいし、山はもちろん街でもその性能をいかんなく発揮してくれる「プロトンFLフーディ」にかつてない魅力を感じています。

加えて、「ポケットが秀逸」です。

山行ではポケットに手を突っ込んで歩くことはありませんが、街着にポケットは必須です。

手の「ひら側」には「Octa」が、「甲側」には毛足の短いしっとりした「フリース」が充てがってあり、一度ポケットに手を入れたら最後、手全体が心地よい快適に包み込まれ、とても幸せな気持ちにさせてくれます。

 

洗濯がとてもスピーディー!

使用後は必ず洗濯します。

もちろん柔軟剤、漂白剤が入っていない液体洗剤を使います。

私は「arau(アラウ)」を使っています。

ゴアテックスもダウンもこれ一本♪

そして3分も脱水すれば、そのまま着れてしまいそうなぐらいふわふわに仕上がります。

実際、そのまま着ても支障なく本来の性能を発揮してくれると思います。

山行で何日も同じ衣類を着続けられる条件に「乾燥スピード」があげられます。

「プロトンFLフーディ」は多少湿っていてもTシャツの様に「ベチャ」と面で肌に張り付かないので濡れている感じがしないのです。

そして、しだいに肌と衣類の空間に溜まったデッドエアが「温められ」+「循環する」ことで乾燥が早まる仕組みです。

 

悲報:今期モデルは売り切れ・・

ここまで読んで頂いて「欲しいな!」と思われても、もうどこにも売っていません。

来期販売を狙い撃ちしかありません。

私もブランドストアに足を運びましたが、(早い段階で)既に売り切れだったので、通販で購入しました。

人気のカラー(ブラック)&サイズ(S)は、早々にSOLD OUTになるので、迷っていると一瞬で無くなります。

来期(秋頃)まで時間はたっぷりとあるので、強い意思とお金を貯めて争奪戦にお臨み下さい。

ではまた!

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