【BMZインソール】「自衛隊スペシャル」※3ヶ月間使用後のレビュー

山の道具

皆さんおはこんばんは!

今回も引き続き【BMZインソール】について、忖度なしでお話していきます。

僕のブログはココ重要だからね!(私見と偏見が多分にあるけど・・・。)

さて、今回は新たに購入した「自衛隊スペシャル」を実際の登山で試してきたので、「ご紹介」すると共に「その感想」と「独自の分析」を交えてお話します。

と、その前に以前ご紹介したインソール「アシトレトレッキング」について、読んで頂けたでしょうか?

こちらも同社(BMZ社)から発売されているインソールになりますが、あえてなぜ「自衛隊スペシャル」を新たに購入したのか?

お答えします!

ズバリ!「本格登山により適したモデルが欲しかった。」からです。

「自衛隊スペシャル」と「アシトレトレッキング」ではインソールの「厚み」が異なり(厚くなる)為、長時間の歩行にも耐えうる仕様となっています。

それに加え、インソールの名前にもあるように自衛隊員が実際の演習に使用し、基地の購買部でも販売されている代物と聞いたからです。

BMZサイトより

果たしてこれら口コミ通りの効果が本当に得られるのでしょうか? 

この先知る事になる『ある事実』に気づく由もなく。

 

我が家に「自衛隊」がやってきた!

タイトルだけ見ると「別の意味」に勘違いしちゃいそうだけど、実際にやってきたんだからしょうがない。(嘘は言っていないからね。)

但し、「ダンボールに入って」だけど…

冗談はさて置き、第一印象(外観)は狙い通り、私の登山靴「ローバータホー」 のインソールをまるで測ったかの様にサイズがピッタリ!でして・・・。

全長から幅、厚みまで瓜二つ。否が応にも期待が膨らみます。

唯一の違いはヒールカップの形状が、自衛隊Sp.はフラットに対し、ローバータホーは踵を包むようにカップになっており安定感があります。(下の写真)

 

いざテスト開始!(期待:大)

早速、最初の週末、近所の低山に車を走らせました。

早朝、清々しい気持ちで歩き出した私ですが、早々に「イヤな違和感」を感じ始めました・・・。

以前、高評価だった『アシトレトレッキング』とは「明らかに異なる感覚」が足裏からビンビン感じるのです!

すぐに取り出すほどの違和感では無い為、「少し慣れたら感じ方もかわるだろう」と、その日はそのまま履き続けることに。

ですが、違和感は明確に足裏の痛みに変わり、その日のテストを終えました。

初日の感想としては「足が慣れていないから痛みが出たのだろう」「もう少し様子をみよう」と。

 

1週間後、再度テスト開始!(期待:不安)

初日の印象があまり良くなかったので、このまま「北アルプス」という訳にもいかず、再度いつもの低山に。

同じ山でも今度はコースを変えて登ってみる事に。

またも結果は同じで、BMZが提唱する「立方骨を下から支える」のとは異なる様子。

隠さず真実をお伝えしますが、足裏の筋がじんわりと痛みだすのです。

歩行時、下の図のように荷重が加わると足底腱膜が前後に引っ張られる訳ですが、『自衛隊Sp.』は足底腱膜が収束した部分を下から圧迫するものだから、必要以上に腱膜が引っ張られ痛みだしたと分析します。

本来、BMZのインソールは立方骨を支え、アーチを保つ様に出来ているはずなのに、その位置が少し前にズレている事で、十分に機能を果たしていない様に感じました。

ふじさわ整体院より

 

BMZインソール3種で検証(念の為)

自宅に戻り『BMZワーカーズインソール+ブースト(ワークマン)』と『BMZアシトレトレッキング』と『BMZ自衛隊Sp.』を乗り比べてみたところ、案の定、「BMZ自衛隊Sp.」は立方骨を支えるポイントが少し前にズレている事が判明。

素足でインソールの上に乗り、その場で足踏みすると『BMZ自衛隊Sp.』だけは立方骨を支えると言うより、足底腱膜の結束部分を圧迫している様に感じます。

下の図で示してある立方骨(黄色の丸点線)の位置より「少し前」「中央寄り」で間違いありません!

それにより血流を阻害し、ダルさや痛みを誘発したのです。

BMZ関連サイトより

因みに他の2種はインソールに乗った瞬間、ハッキリと立方骨を支えている感じがします。

イメージ的には立方骨を支点とした「やじろべい」かな。

期待した効果と異なる結果に悲しみを隠せませんが、このままお蔵入りも「もったいない」ので意を決し本格登山に使用してみることに

 

浅間山 with 「自衛隊Sp.」

どうして車で片道4時間も掛けて痛みが伴うインソールを引っさげやってきたかと言うと・・・

もしかしたら「長時間歩行」で真価を発揮するんじゃなかろうか?

10時間ほど歩きましたが、結果は変わらず「入山から下山までしっかり違和感」を感じました。

そんな甘くはなかったね。

いつもより疲労しましたが、痛みで歩行が出来なくなるという訳ではなく、もちろん快適かと言えばそういう訳でもなく。

正直、周りの景観に感動してインソールの事など忘れていました。

と言うと少し嘘になるけど、ちっちゃい事は気にしない、気にしない・・・(ははっは)

とは言え、下山後の駐車場でいつも以上に足裏をマッサージしてから帰路に着きました。

今後の登山では使用しませんが、街履きシューズで引き続きテストを行うつもりです。

合わせるシューズによっては良い結果が得られのを期待して!

最後にお断りしておきますがこれらの感想は私の足、私の登山靴との相性に関してなので、口コミ通り効果を感じられる方も多数おられます。(多分。。)

ただ事実として、『自衛隊Sp.』は他のBMZインソールとは立方骨の位置が異なるモデルである事です。

その点を理解、納得した上で購入なさって下さい。(あしからず)

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