第二次?キャンプブーム到来により、一昨年辺りから「焚火」がにわかに注目を浴びてきています。
そのスタイルも様々で、丸太を#(いげた)に組んだオールドスタイル?から、B6サイズ(128×182㎜)の小さなものまで、お店に行けばその人のニーズに合った商品が所狭しと並んでいます。
その勢いは留まる事無く、日々、新しい焚火台が各メーカから続々と出てきます。
その中から、どうして「RSRネイチャーストーブ」を選んだのか?
今回は、その理由と魅力に迫りたいと思います。
「RSR ネイチャーストーブ」ってナニ!?
その正式名称は「RSR Naturestove ソロキャンプ用超軽量炊飯焚火台」です。
いわゆる「お一人様専用の屋外炊飯器」になります。
一人、山で過ごす時間として、
ゆっくり<焚き火>でもしながら飯が食えたらいいな〜
そんな想いから、私の「焚き火台探し」が始まりました。
RSRサイトより
RSRネイチャーストーブは単独野営における最適な簡易カマドです。
チタン製の本体と付属部品を合わせて総重量約164gと軽量で、
仕舞寸法は220mm×180mm、
A5サイズポーチに収めることが出来るサイズとなっています。
枯れ枝を燃料にする焚火台は燃料を携帯する必要が無く装備を軽量化することが可能です。
また、野営地環境に左右されることなく確実に焚火を熾すことが出来る安心感は単独野営において何事にも代えられないものです。
RSRネイチャーストーブは弓型形状のチタン板二枚を十字に交差させ、その間に金属メッシュをU字型に這わせ、三方をチタン薄板で囲った形状の製品です。
火床に囲みをつけることで放出された熱が反射し、また上昇気流の煙突効果で燃焼を連続させることにより炊飯に必要な要件(一定時間沸騰を連続させること)を可能とします。
■スペック
重量:約164g
縦:220mm 横:220mm 高さ:140mm(組立時)
材質:チタン、ステンレス
■商品内容
・チタン本体フレーム(A・B)
・チタンリフレクター3枚
・ステンレスメッシュ
・チタンフレーム抜け止め金具
・リフレクター留用ヘアピン4本
■付属品
・ストーブから落ちる燃えカスから地面を保護するための難燃布(カーボンフェルト)
ソロ用の焚き火台(ストーブ)に求められる要素とは!?
- 1名〜2名で使うのに適した大きさであること
- 重くない
- 持ち運び(収納サイズ)に困らない
- 風防が備わっている
- 錆びない
- 価格が安い
- 日本製
これらが私が重視した要素です。
順にその理由を説明しますね。
1.1名〜2名で使うのに適した大きさであること。
1~2人で暖を取ったり、調理したりする上で最適なサイズである事です。
焚き火台のサイズが大きいと、自ずと火も大きくなるので、薪の消費が早くなるし、逆に小さすぎても薪や小枝をくべる頻度が高くなり忙しくなります。
長くゆっくりとした時間を楽しみたいのであれば、それなりのサイズが求められる訳ですが、<RSRネイチャーストーブ>は大きすぎず、まさに私の理想とするサイズでした。
2.重くない
重量は約164g
ステンメッシュ以外、素材が「チタン」で出来ているので非常に軽いです。コストを考えるとステンレスの選択肢もあったはずですが、山での疲労を軽減するため、少しでも重量の軽い「チタン」を選択したのは大賛成です。
3.持ち運び(収納サイズ)に困らない
収納サイズ:A5 220mm×180mm
13インチMacbookProの60%ぐらいのサイズと言えばわかりやすいでしょうか?
私自身、手にしてその小ささには少し驚いたほどです。(皆さんも必ず驚かれますよ!)
あと、持ち運びが苦じゃないという事は、仮に使わず仕舞いだったとしても苦じゃないという事です。
「取り敢えず、使うかもしれないから、バックパックに入れとこっ!」
そんな登山では考えられないような行為も気軽に出来るのが嬉しいです。
4.風防が備わっている
3枚で構成されるチタン製の風防は1枚1枚が独立しており、状況に応じた使い分けが可能です。
風防の有無がこの製品の価値を更に高めていると言っても過言ではありません。
巷にはこれと似た製品がいくつもありますが、それらには風防がありません。
風の強い日でも風防があるおかげで、①灰が飛ばない、②薪がゆっくり燃える、③火力が安定する等のメリットがあります。
それと、現地では、太くて長い枯れ枝しか見つからない時 がありますが、そんな時は3枚ある内の奥の風防を外して、まるまる1本の枝を通してしまえばバッチ👊グーです!
枝の中央が燃え尽きたら、2本になるのでトングで組み直せば👌OKです!
手斧で長さを切り添えろえる必要もありません。(そもそも重いので持って行きません!)

セイラさん

サフィンさん
5.錆びない
「チタン」は錆びません。
純チタンか否かで耐久性が多少変わってきますが、ステンレスの様に簡単には錆びたりしません。
砂浜で魚の塩焼きだって可能です。
錆びた焚き火台より、青く輝き放つ焚き火台のほうがメッチャかっこいいです。
6.価格が安い
ん〜価格については、決して安いとは言えませんが、素材にチタンが使われているので致し方ないところです。
それでも2ndバージョンでは工程が見直され、価格見直しがありました。
定価16,000円→13,000円
より多くの人に、もっと知ってもらおうとの心意気です。
昨今の焚き火ブームにより、どこも高騰する中、原低によりその利益を売価に還元してくれる「RSR」は唯一無二のメーカです。
決して「安かろう悪かろう」ではなく、「RSR」の名を世に知らしめた<アルコールストーブ>の品質は「芸術品の域」にあると、誰もが認めるところです。
7.日本製
私は使っていて、①壊れるモノ、②傷むモノ、③無くすモノ は出来るだけ「日本製」を選びます。
買い換えるのでは無く、修理して長く使おうと考えているからです。 多少、初期投資が嵩んでも「より良いもの」を選ぶようにしています。
ステンメッシュ(税込1,100円)だけは消耗品なので、破れたらネットで直ぐに買えるので安心です。
組み立ててみよう!
with スノピ 300マグ
全員集合!
骨組みまで2アクションで完了!
スリットと穴に風防を通したらヘアピンで固定するだけ!
ステンメッシュを載せたら完成です!
バックショット!
この背面パネルを外せば長い枝も入ります。
五徳の最小径はΦ7cmほど
使用後の細部チェック
おかえりなさい!
チタン特有の「彩」が付きました。
五徳と風防上面が面一(つらいち)なのがお分かり頂けますか?
風防を上回る大きさのフライパンも載せられます。
風防下部と本体とをつなぐスリット
熱による変形も無し!
ステンメッシュは本体に設けられたスリットで固定します
薪の重さでステンメッシュが押し潰されても、
本体上部に設けられたスリットのおかげで外れることはありません。
2時間遊びましたが、
どこも熱による変形はありませんでした。
薄いパネルですがこちらも変形は見られません。
ステンメッシュの方も至って健康です。
まとめ
改めて、<RSRネイチャーストーブ>は私のスタイルにぴったりな製品でした。全ての要求を満たしていると言っても良いぐらいの完成度です。
広いキャンプ場よりかは、未踏に近い自然の中でこそ、本当の利用価値が生きてくる製品だなぁ〜と私は感じましたが、皆さんならどんな場面で使いますか?
(私は)次回、テン泊のお供に連れて行こうかと考えています。
焚き火は少人数が好きな人は「どハマり」すること請け合いですよ。
大人数ならピッツァも焼けるこいつで決まり!
ちなみに家族や友人との焚き火なら「ベルモント TOKOBI」を使用してます。
こいつが他の焚き火台と違うところは、なんとピッツァが焼けちゃうんです。
しかも表面こんがりと、それはまるで石窯で焼いた風に美味しく出来ちゃうんです。
今度、その様子もアップしようと思っていますので待っててくださいね。
ちなみにピコグリルを超えたと言われる「ベルモント TABI」の魅力についても語っていこうと考えています。
そして焚き火に欠かせない道具としてナイフを忘れてはなりません。安くてよく切れるナイフと言えば「モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ」しかありません。
以上、共感頂ける部分が一つでもあったでしょうか?
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