唐突ですが、皆さんはテント内で どの様な姿勢 で過ごされていますか? マットに横になったり、あぐらをかいたり、はたまた正座して自然と一体になってみたり(そんな奴いねーか…)と、割と不自由さ感じてませんか?
テント内は中腰になったり、立膝付いたりと、不自然な体勢をとる事も多く、明日への英気を養うはずのテントで、人知れず悶絶していませんか?
若い時ならまだしも、歳を重ねるに従い、なぜだか「腰」が辛くありませんか?
以前の私はそうでした。 でも「これから」は違います。
ついに「あの名品」を手に入れたのです!(※と言いますか、増税前の駆け込み商売にまんまと釣られただけ。)
その名は「クレイジークリークHEX2.0」 商品名こそ壮大ですが、いわゆる「座椅子」ですね。
正直、有名過ぎて今更感は否めませんが、まだまだ欲しいと思っている人も多くいるのではないでしょうか?
もちろん登山のみならず、運動会やピクニック、キャンプにビーチなど、これだけ軽ければどこにでも持って出かけられます。
そんな方々の参考になればと、実際の座り心地や、細部についてご紹介します。
きっと欲しくなる事、請け合いですよ!
まず始めに外観からどうぞ。
スペック
収納サイズ
■ 41.5cm x 12cm x 10cm(長 x 短 x高)
第一印象は「結構デカいぞ、コレ!(う、動くのか?)」(←知らない若者はお父さんに聞こうね)
ザックの中に入れるとパッキングがし難くなるので外付け一択になるでしょうか。休憩時に「サッ」と取り出して彼女や奥様に渡せば、間違いなく「出来る山男」としてお墨付きも頂けるでしょう。
展開サイズ
■ 41.5cm x 41.5cm x 38cm(座面 × 背面 × 幅)
必要最小サイズってところでしょうか。快適性と携帯性の両方をバランス良く取り入れた結果だと思います。
重量
■ 610g
ペットボトル約1本分の重さで、テント内外が快適に過ごせるなら十分許容範囲内です。
素材
■ 座面 70Dリップストップナイロン
背面 210Dリップストップナイロン
フレーム素材 カーボンファイバー
座面が 硬めの低反発フォーム になっており、小石などの凸凹を感じにくくなっています。指で押してもやわな感じはしません。また成形パターンを互い違いにする事で隙間なくフォームが埋まっています。
座ってみた
座り心地
お尻〜ふともも〜背中を包まれている感じ。それってハンモックなんですよ。体重を預けられるので無重力に近い感覚が味わえます。
但し、サイドからの写真を見て頂くと、お尻と太ももの間が最も力が加わっています。下手すれば折れ曲がってしまいそうです。
両サイドにカーボンフレームが入っているお陰で、他社のモデルの様に中折することもありません。ここがこの製品の一番のセールスポイントではないでしょうか。
実は座り方にコツがあって、姿勢良く深く座るのではなく、少し浅めに座ると背面にもたれ掛かっても、「コロ〜ン」って後ろに倒れません。
強度・補強
やはり心配となるのがその耐久性です。体重を掛けて座るので強度がないとすぐ壊れてしまいます。恐らく地面と接する両端の角が最も影響を受ける部分になります。
その点、メーカ側も対策として厚手のパッチを当てて補強してありますが、縫い糸が角にきてるので、すぐに切れてしまいそうです。すぐにカーボンフレームが突き破って出てくるとは思えませんが注意は必要です。
バックルは手に馴染みやすく丸みを帯びています。背もたれの角度はベルトで調整します。座った状態で奥(つま先側)にベルトの端を引っ張ると、背もたれが立ちがります。
超余談ですが、もしコレが逆(体側に引っ張る)だったりしたら、互いに反発しあってアホな製品になるところでした。商品名がクレイジーなだけにね。(たまに有りませんか?そんな製品)
ご心配ございません。商品名はクレイジーですが、製品自体はシッカリした品です。
でも、実はクレイジーな部分を見つけてしまいました。「アメリカらしいじゃん!」で片付けてしまえばそれまでですが、日本人の僕は「え!?まじかぁ〜・・・」ってなっちゃいました。
それが下の背面写真です。よ〜く見ると裁断が斜めになっていませんか?機能や性能に影響はありませんが、「どうせならまっすぐに切ればいいのに」と思いました。
座り心地や見た目に影響しないので、すぐに忘れると思いますけどね。
まとめ
- 収納サイズは思いのほか大きい
- シッカリしており、THE☆アメリカンな造り
- 地面の凹凸は硬質フォームがしっかり吸収
- 座り心地はまさに「ゆらゆらハンモック」
いかがでしたでしょうか? 今回のハンモ・・・じゃなくて「クレイジークリークHEX2.0」のレビューは?これがあればテン場で読書したり、コーヒーを飲んだり、長い時間ゆったりと座っていられますよ。
是非ご検討頂き、次回の登山でその快適性を満喫して下さい。
「背もたれが有るってやっぱいいなぁ〜」って、なりますよ。
それでは、どこかのテン場でユラユラしてたらそれ私かもです。試しに「サフィンさんですか?」とお声がけ頂ければ幸いです。もし違ってもめげずに別のユラユラをお探し下さい。ふふふ。。
いつか巡り会える日を楽しみにしております。
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