【感想】パタゴニアR1プルオーバーは登山に欠かせない万能選手

山の服

今回は季節問わず使える「パタゴニアR1プルオーバー・フーディ」のご紹介です。

汎用性が高いので、これ1枚あるだけで、あらゆるシーンに適応します。

購入から1年が経過し、去年リニューアルされた現行モデルの感想を率直に述べていきます。

ぶっちゃけ「お高い」ので、購入には「二の足」どころか、支払いカウンターでひと目も憚(はばか)らず、地団駄踏んで諭吉を見送ったほどです。

なので、全てにおいて「最高」でなくては困ります。

果たして私を満足させてくれたでしょうか?

そこには「買って損は無い!」と言い切れるだけの価値が有りました。

 

商品説明(公式)

まずは公式サイトの紹介動画からどうぞ!

Patagonia公式

メンズ・R1プルオーバー・フーディ
ミニマリズムと無制限の機能性を融合させたR1ミッドレイヤーは涼しい天候下の山での幅広いアクティビティで保温性と快適さを提供します。パタゴニア専用に開発されたポーラテック・パワー・グリッド(リサイクル・ポリエステル/ポリウレタン混紡)素材は内側に凹凸のあるグリッド構造を備え、伸縮性、通気性、吸湿発散性、保温性を発揮。ソフトで軽やかな肌触りのR1プルオーバー・フーディはテクニカルなフィットで、下に薄手のレイヤーを重ねる余裕を持たせ、単独でも着用でき、非常にコンパクトに収納可能です。ぴったりとフィットするバラクラバ・スタイルのフードと両脇のパネルと裾(ハーネスライン)に組み込んだ、さらに軽量で抜群の伸縮性を備えたグリッド素材は激しい運動時の動きやすさを促進します。ミニマリストの長めのフロントジッパーはすばやいベンチレーションに効果的で、ソフトなジッパーガレージによりあごへの肌触りが快適です。肩の縫い目はずらしてあるので、バックパックのストラップの下でも快適。寒いときは袖口の縫い目上に施した目立たない親指用ループを使えば保温性が向上します。左胸外側にポケットが付いています。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工を施し、1日の終わりでも臭いが気になりません。工場の従業員にプレミアム賃金が支払われるフェアトレード・サーティファイドの縫製を採用しました。

主な活躍シーンは秋~春になります。さすがに真夏の日中にR1を着て歩けませんが、夜になると3,000m付近では非常に寒くなります。そんな時でもR1を持っていれば安眠できますよ。

というように、私は山へ行くときは 夏でも 必ず持っていきます。

 

本品の主な特徴

①素材

本品の特徴はPolartec® PowerDry®(ポーラテック パワードライ)を全面に採用しているところにあります。

いわゆるポリエステル素材のフリースなのですが、凸凹のグリッド状(格子状?網目状?)にデザインする事で、その間から余分な熱を放出し、体温上昇を抑えてくれます。

各メーカは、グリッドの形状(丸・四角・厚み)や、グリッドの間隔に変化を設けて、他社との差別化を図っています。

購入される際はご自分の体温や使用シーンにマッチした商品を選ばれると良いと思います。

ご参考までに私は「保温着」としてより、「行動着」としてこのR1を買いました。特に冬場にかいた汗は乾きづらいです。むしろ乾かないと言っても過言ではありません。

すなわち、 絶対に汗はかきたくない のです。(現実は無理だけど)

でも、このR1には汗をかいても体温で乾く工夫が施されています。

次でそれらを見ていきましょう。

 

②グリッドパターンによる工夫

脇下部

汗をかきやすい脇から裾へと続く両サイドと、フード全面と、前後の裾のグリッドは粗目に設計されており、汗抜けが良くなっています。袖と胸部〜腹と背中は細目のグリッドで形成されており、保温性を重視した作りになっています。

 

胸部

フロントジッパーが胸元の下深くまで開くので、オーバーヒート時には積極的に体温を下げられますし、ザックの腰ベルトやハーネスがちょうど干渉しないところで終わっています。

 

フード

フードは薄手のバラクラバとして設計されてます。

これがいささか厄介で頭の大きい人はサイズ選択で悩むと思います。

実際、私はMかLで悩みました。 体はMですが、頭はLを要求してきたからです。

本品の特性上、汗を積極的に吸わせ外へ放出する様に出来ているので、ダボっと着るよりは体のラインに沿った着方が正解です。

常にバラクラバとして使用する訳では無いので、当初「おまけ」程度に考えていました。

加えて、冬季は別途バラクラバを用意するので、正直無くても良かったのですが、就寝時に被ったり、顎下までチャックを上げてネックゲイター代わりにしたりと、使用頻度は高く思いのほか重宝しています。

 

前後の裾

裾は粗目のグリッドが採用されてます。汗は逃げ場を失うと重力に従って下に溜まります。そんな時でも粗目のグリッドが熱や汗を放出し易く出来ています。

 

各種機能

胸ポケット

左胸に設けられたポケットですが、内部がメッシュになっていて、ベンチレーションとしての機能を有していますが、汗で内部が濡れるので入れるモノには注意が必要です。

 

サムループ

 ちょっと寒い日にはうれしい機能。

 

着心地

私が長袖の衣類を着ると肩周りが突っ張るのですが、その様に感じる事も無く、体のラインに沿って立体的な作りとなっており、形はスリムフィットになります。

170cm 68kg の私は、「サイズM」を着ています。伸縮性も高く非常に着心地が良いです。

表面生地はサラッとしていて、肩ベルトや腰ベルトなどの擦れにも強いです。

 

まとめ

冒頭にも述べましたが、買って損はありません。むしろ無いと何を持っていったら良いのか困っちゃいます。私はいつもR1を軸にレイヤリングを構成するので欠かせない存在となっています。

あれもこれもと持っていっても使わずに荷物になるだけなので、唯一無二のアイテムがあると、ほんと助かってます。

そんなR1を僕は今日も着ています。

パタゴニア R1プルオーバー

 

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