【アークテリクス】レミージフーディUPF50+真夏の登山で絶対焼かないウェアのご紹介

レミージフーディ 山の服

皆さんは今年の夏季休暇にどこの山へ行かれますか?

私は雲ノ平から更に足を延ばし、高天原温泉(たかまがはらおんせん)を巡る計画を立てています。

去年の夏、三俣蓮華岳から遥か先に雲ノ平山荘を初めて見て以来、次は絶対に行ってやると心に決めておりました。

1年越しの夢が叶うと思うと今からワクワクが止まりません!

その際、本格デビューする事になるであろうNEWバックパック「ミステリーランチ グレーシャー」を引っさげて。

→グレーシャーの詳細はこちら

 

ARC’TERYX Remige Hoody(レミージ フーディ)とは。

夏の日差しは厳しく、登るにつれ紫外線レベルはアップします。しっかりカバーして快適に過ごしましょう。レミージフーディは、クライマー、ハイカー、その他の山のアドベンチャーを楽しむ人を、夏の太陽から守るために特別に作られました。ムレがこもらないよう湿気を効果的に排出し、肌ざわりも良好。自由な動きをサポートします。つば付きフードが顔面を守り、サムループが袖のずれを防止。バックパックを背負っても邪魔にならないシームの採用で、快適に行動できます。

サイズ:S,M,L,XL,XXL
重さ:165 g / 5.8 oz
フィット:レギュラーフィト

ARC’TERYXアークテリクス
アークテリクス(ARC’TERYX)レミージ フーディ(remige-hoody)

北アルプスの稜線は紫外線がものすごく強烈で、帽子と長袖は必須です。

半袖+短パン+グラサン女子を時々見かけますが、街と違って山ではおしゃれもホドホドにしておかないと、もしもの時に大怪我に繋がるケースもあると思うので十分ご留意願います。

今回はそんな夏山の稜線を何日も歩くのに最高なウェアと出会ったのでご紹介します。

「レミージフーディ」は紫外線防止をコンセプトに開発されたウェアになります。

その判断基準となるUPFが50+と非常に高く、通常のウエアとは一線を画します。

『ん!? UPF? SPFじゃないの?』

UPFとは、(UltraViolet Protection Factor)の略称で、衣類などの紫外線防止指数です。その最高値は50+です。

SPFとは、(Sun Protection Factor)の略称で、紫外線 B 波( UVB )をカットする力を示しています。

単純に生地の密度を高めれば紫外線の侵入を防ぐ事は可能ですが、それでは通気性を欠いてしまい直ぐにオーバーヒートします。

更に、使われる素材や織り方によっては、汗で衣類が引っ付くと鬱としいですよね。

「レミージフーディ」にはそれら問題を解消し、快適に夏山を過ごせる機能が「ふんだんに」盛り込まれています。

今年は暖冬だったので2月、3月でも晴れれば、日中の気温が15℃近くまで上がる日がありました。

そんな時はベースレイヤーの代りとしても十分機能してくれました。

「レミージフーディ」は夏季限定では無く一年を通して使うことが出来ると言えます。

汗の吸収発散に非常に優れているので、いつものレイヤー構成に一枚挟むだけで快適性が格段にアップします。

しかも嵩張らないのでゴワ付く事もありませんし、むしろ脇下などアークお得意の立体裁断が施されているので快適そのものです。

特筆すべきは『フード』にあります。

パタゴニア、ノースなど色々見てきましたが、アークはフードにも強いこだわりを持っています。

ほぼ、どのモデルにも「ツバ(ブリム)」があり、見た目のカッコよさもさる事ながら、これが実にいい仕事をしてくれます。

「ツバ」の機能の一つには、雨粒が額に直接当たらない様に庇(ひさし)の代わりをするものですが、「レミージフーディ」は雨の時には使用出来ません。

ではどうして「ツバ」が付いているのか?それは日光を遮る為です。当たり前の様に思えますがパタゴニア、ノースには「ツバ」がありません。

有っても「芯」が無く、「フニャフニャ」です。それではあまり意味がありません。

アークの「ツバ」には必ず「芯」が有り、それがコスト高の要因になっているのは事実です。

但し、機能を妥協して低コストを取るか?それとも快適を求めるか?些細な違いですがその効果は大きく異なるものがあります。皆さんならどちらを選ばれますか?

 

着心地

肌に近いウェアなので着心地は重要なファクターです。

実際着た印象はソフトで軽いです。よくある夏用の「つるつる」「ペラペラ」の冷感アンダーウエア(クールMaxとか)とは違い、素材はポリエステル100%ですが、立体的に織られているおかげで汗を肌から積極的に引き離すと共にデッドエアを保持してくれます。

そのおかげで適度な温かさを感じることができて、通気性にも優れるので蒸れる事無く適度な湿度を保ち続けます。

因みに写真の中で履いているパンツはこちらです。

→アークテリクス シグマFLパンツはこちら

 

デザイン

「レミージフーディ」は首元の形状が詰まっています。胸元が大きく開いた方が夏は涼しい様な気もしますが、フードを被るとネックゲイターの様になります。

通常のTシャツだと首回りが露出しますが、「レミージフーディ」があれば別途スカーフを買い足す必要も無く、風で飛ばされる心配も無く、紫外線をシャットアウト出来ます。女性にもうれしいデザインとなっています。

 

耐久性

耐久性についてはアークの製品全般に言える事ですが、見た目以上に丈夫です。

以前、「スカイラインシャツ」の時にもお伝えしましたが、シルクの様な肌触りにも関わらず、腰のバックルで何時間も擦っても、ほつれ一つ出来ませんでした。

これには正直ちょっと驚きました。

→アークテリクス スカイラインSSシャツについてはこちら

「レミージフーディ」は生地の構造上「スカイラインシャツ」より耐久性は落ちます。

例えば、マジックテープ(ベルクロ)で引っ掛けると生地が傷みますのでご注意下さい。

 

まとめ

年々、温暖化が進み、紫外線対策は男女問わず重要になってきます。街では良くても山では紫外線クリームだけではとても追いつきません。

強烈な紫外線から身を守り、快適な登山を行うにはそれなりの装備が必要です。

私がこれだけ強く言うのも、実は訳がありまして・・。

去年の夏、3日に渡り大快晴が続きました。その時の記事は以下をご覧ください。

→北アルプス双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜ワリモ岳の登山記録はこちら

最高の登山の裏で、実は上腕表面が水膨れの状態になるほど、日焼けで苦しめられていたのです。

その時の教訓を活かし、今年の夏用に買った「レミージフーディ」ですが、すでに真冬の2月からインナーとして着ています。

思いのほか快適で、今では年間を通じて着続けられるウェアと確信しています。

多少価格はお高めで「そこはアークだから・・」と割り切って買いましたが、ほぼ1年中着れるならコスパは高いです。

老若男女、着る人を選びません。シーズンも場所も選びません。

風が吹いて寒かった時はフードを被れば、ほぼ解決出来ました。

生地厚が薄いのでレイヤーも気になりません。

そんなウェア中々無いと思います。

「あーでもない。こーでもない。」と、いろいろ買い足すより、万能なウェアを一枚買えば解決するなら、時間とお金の節約になると私は思っています。

それは建前(言い訳)で本当はカッコいいから。ただそれだけ・・・。笑

アークテリクス(ARC’TERYX)レミージ フーディ(remige-hoody)

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