【レビュー】エコノレッグ(トレイルソックス)マラソンや登山におすすめの靴下見つけました!

ランニング

「はーい!皆さんチョコレート食べてますか?」

最近、有名パティシエYouTuberの影響でお菓子作りが趣味に加わったサフィンです。

今回も!アイモカワラズ、「足(靴下)」にまつわる商品紹介をさせて頂きます。

登山は「足回りの環境」をどれだけ整えらるかで、「当日」はもちろん、「翌日」、「翌々日」以降の気分(快適性)に影響するからね。超重要だよ!

特に私は左足に外反母趾を患っており、長時間歩くと必ず「拇指球」が痛みだします。

私と同じ悩みをお持ちの方もいると思うので、「今後も飽くなき探求」は続けていきます。

さて!! 以前にも登山に適した靴下の紹介をしましたが、その際「靴下の2枚履き」が足の湿気を効率的に内から外へ逃してくれるとご説明しました。

インナーソックス「極薄の5本指ソックス」を履いて、足の指1本1本から発汗される汗を吸収、アウターソックスへ誘導し、濡れた指同士が直接触れる事で生じる「靴擦れ」や「水ぶくれ」など、を未然に防ぐといったものです。

今回ご紹介する靴下はアウターソックスとして使用しますが、指先の形状が「タビ」になっている為、「先丸」より、親指の踏ん張りが効いて断然歩きやすくなります。

加えて、スポーツ医学に基づいた「テーピングサポート技術」が盛り込まれており、登山に限らずスポーツ全般における足を酷使する環境下での使用に適していると考えられます。

しかも、国産でありながら価格が一般的な登山用靴下の1〜2割ほど安く、カラーが豊富に揃っているので、(特に)女性の皆さんにとって、おしゃれに足元を飾ることも出来ます。

前置きはこれぐらいにして「大本命」に登場してもらいましょう!

メーカー推奨は素足の上から「本品」を履く事で最大の効果をもたらすとの事なので、皆さんで単品使用、2枚履きをお試し下さい。

 

「エコノレッグ」おすすめポイント①〜③

奈良県にある「西垣靴下株式会社」のグループ会社で「株式会社エコノレッグ」から、数あるシリーズ中、私が登山にオススメするのは「アルコネイチャ- タビ 山を歩く靴下です!!

ネーミングが「まんま」で選び間違えは皆無だね!

各種スポーツ、生活スタイルへの「展開」が豊富にあるので「HP」も見てみてね!

 

おすすめポイント1(効果的な排気システム)

登山靴を購入の際、何度も試し履きし、サイズもピッタリ合わせたはずのに「靴擦れ」になった人いませんか?

それって、シューズ内に留まり続ける汗が原因の一つです。

最近の登山靴は「ゴアテックス」がライニングしてあり、その特徴として「防水・透湿・防風」に優れます。

但し、いくら「透湿」に優れているといっても、ランニングシューズのアッパー(ナイキフライニットetc.)ほどの通気性はゴアテックスにはありません。

じゃー、シューズ内の汗ってどこから逃げてるの?

ランニングシューズと違って「登山靴」は汗が逃げる(排気)する部分が、ほぼ「足首からのみ」と思ってください。

一昔前の登山スタイルといったら、「ニッカポッカ」に代表される長い靴下をズボンの裾から出すスタイルが一般的でした。

外部サイトから拝借・・。

しかも昔の登山靴は「革靴」が主流で、内部は汗で「蒸れムレ」だった事が容易に想像できます。

故に「ニッカポッカ」は理に適った登山スタイルであり、当時としては「必然」だったとも言えますね。

だから、冬期登山でゲーターの内側が汗でビッショリになる訳じゃな。

少々前置きが長くなってしまいましたが、皆さんに往年の「ニッカポッカ」スタイルをオススメしたい訳ではありません。

今回ご紹介する「アルコネイチャ- タビ 山を歩く靴下」「①足首から上」「②足首から下」「織り方」を変えることで機能(役目)を分けてあり、結果的に「②足首から下」でかいた汗が「①足首から上」へと導かれ蒸発(気化)されるシステムとなっています。

しかも「①足首から上」の履き口にはゴムが使用されていないので、締め付け感が無く(むしろユルユル)なのに、落ちてこない不思議な感覚です。

クセになる履き心地だぞ!

履き口〜足首は、まるで「蜘蛛の巣」を模したかの様に四方向へ伸縮する編み方になっています。

靴下を脱いでもふくらはぎに跡が残らないのが、女性にとっては嬉しいポイントね。

見た目は(明確に)足首で織りが変わるので、あまりカッコよくはありませんが、この切り替えこそが登山靴にはベストマッチ且つ、最適解であると(ワタシ的には)納得しています。

僕には昭和のアニメ「鋼鉄ジーグ」の足が蘇るのはナ〜ゼ×2・・・。

余談はそれぐらいにして、西垣社長自ら、その快適性と脱げにくい理由を語ってくれているので見てみて!

 

おすすめポイント2(足をホールドするヒールロック)

初めてこの靴下を履いた時、かかとが「スポッ」と入らず戸惑ったほど、しっかりしたサポート「ヒールロック」がアキレス腱の辺りにあり、「テーピング加工」と相まって足との一体感がより高められています。

登山用、マラソン用として販売されている靴下の中には、ズレたり脱げたりするモノがある中、同社の靴下は足全体を包み込むように「テーピング加工」が適所に施されており絶対にズレたりしません。

裏返して履いてみた図

加えて、つま先が割れた足袋形状になっている為、外反母趾の方に多い「親指が内側に傾斜している事で、中指との過度の接触により引き起こる水ぶくれ」も未然に防いでくれます。

しかも同社の「つま先の足袋形状」には、他には無い2つの特徴があって、その1つ目が見た目に違和感を覚える程の「分厚い生地」です。

「つま先」と「かかと」だけ、明らかに生地が厚く作られてあり、すぐに穴が開く心配は要らなさそうです。

そして2つ目の特徴は「指先の立体的な袋形状」です。指先が詰まって痛くなる事もなく、全ての指先が自由に動きます。

その理由は、(これ重要!)指と指との間に「マチ」が設けてあるため、左右に広げても指先が引っ張られることがありません。

 

おすすめポイント3(生地に織り込まれた滑り止め)

上の写真の黄点線内(拇指球と、かかと前の2箇所)には、ゴム素材の「滑り止め」が生地と一体となって織り込まれています。

Q
「滑り止め」の何がいいの?「登山」における恩恵とは?
A

「タイムロスを防ぎ、余計な体力を消費しなくなります。」

皆さん、「下山時」につま先が当たって痛い思いした事無いですか?

この「滑り止め」があるおかげで、「登山靴と靴下」+「靴下と足」とがガッチリと噛み合い、つま先方向へのスライドを防いでくれます。

その恩恵は「登攀時」の蹴り出しでも同様に感じ取ることが出来ます。

この「わずかな差」が長距離を歩く登山やマラソンにおいては、目的地までの時間や体力に「大きな差」になるのです。

しかも(これ重要!)「アルコネイチャ- タビ 山を歩く靴下」の滑り止めは、巷でよく見かける「アクリル樹脂の貼付けタイプ」ではなく、「凹凸が無く、生地とゴムとが一体織り」になっていることです。

「アクリル樹脂の貼付けタイプ」を私も使った事ありますが、洗濯の度?にその効果が減少していくと思いませんか?(樹脂の粘着力が薄れていく様な・・)

加えて、アクリル樹脂の性質上、貼り付けてある部分の「伸縮」と「通気性」は皆無なので、靴下に求められる大切な機能が部分的に阻害されます。

もちろん「アルコネイチャ- タビ 山を歩く靴下」には、その様な阻害要素はありません。

上の拡大写真を見てください。

白い部分は全て「ゴム糸」で出来ており、普通に縫い合わされています。

他では見たことの無い技術ね!

ただ、唯一の心配事としたら「ゴム糸の耐久性」です。

登山やマラソン、日々の洗濯など、経年劣化により伸びてしまい最後には切れてしまわないか危惧してます。

それについてメーカーに問い合わせたところ、以下の回答を頂きました。

靴下に穴が開いたとしてもゴムの方は全く問題ありません。ゴムが途中で出ることがありますが、その部分は、引っ張って切って頂いても商品には、問題ありません。

基本的に丸編み機で一本のゴムを編み込んでますので編み始め、終わりの部分以外であまり出ることはありません。

エコノレッグ

末端の「ゴムの切れ端」は良しとして、「丸編み機で一本のゴムを」・・・ということは、途中で切れたゴムを引っ張ったりしたらマズイように思いましたが、「靴下に穴が開いたとしてもゴムの方は全く問題ありません。」とのコメントを頂きました。

これについては私の方で「今後の検証課題」として残しておきます。

今のところ大丈夫そうだけど、どうなるかな・・・

下記にエコノレッグHPに掲載してある洗濯方法を引用させて頂きました。

みなさん、靴下ってどんな風にお洗濯してますか?靴下の汚れって表の方が汚れているように思われがちですが、実は裏側につく、足の皮脂や角質などのたんぱく質の汚れは洗剤では分解しづらく、落ちにくいんです。もちろん、表側についた大きなホコリやゴミはよくはらってからですが、裏返しの状態で洗濯機に入れるときれいに落ちます。裏返して洗えば、繊維についたたんぱく質の汚れは洗濯中にほかの洗濯物とこすれあって、落ちやすくなります。しかも表側に毛玉ができるのを防ぐ効果があります。靴下を脱ぐときひっくり返ることが多いですが、そのまま裏返しでいいんですね。そして、靴下を干す時は、口ゴムのある履き口部分を上にして干すことをお勧めします。これは、履き口に使われているゴム糸は、水道水に含まれる塩素に弱く、履き口を下にすると履き口に水がたまり、ゴム糸が劣化してしやすくなるんです。また靴下の素材のポリウレタンは直射日光に弱く、繊維が劣化しやすくなるので、日陰干しがおすすめです。

正解は「裏返し」でした!靴下もちょっとしたお洗濯の仕方で長持ちさせることができますのでお試しください。

エコノレッグHPより

ここで注意が必要ですが、本品「アルコネイチャ- タビ 山を歩く靴下」には履き口に口ゴムがありません。上記説明は「口ゴムのある靴下」の場合です。よって説明とは逆の「つま先側を上」に吊るして干すが正解となりますのでご注意下さいね。

 

ちょこっと寄り道

ちなみに「丸編み機」とは?

西垣靴下(株)HPより
(株)福原精機製作所HPより

興味深いものの、素人の僕には理解に至らず・・。

「エコノレッグ」の靴下は普通に織り機で織って「ハイ終わり!」ではなく、

異なるパーツを組み合わせて「一足」に仕上げておるのじゃな!

 

価格について

特許や意匠を取得され、こだわって作り込まれた靴下なので、多少お高くなるのは致し方ない・・。

「はずですよね!?普通なら。」

上の商品ページの抜粋を御覧ください。

某国産靴下メーカ(先日資本業務提携した旅男)と比べ、1〜2割安くないでしょうか。

私は過去にマラソン、トレランをやっていたので、「旅男」も数本所有しています。

残念ながらエコノレッグのマラソン用「バリエクロス」は持っていないので、履き比べての比較は出来ませんが、恐らく「エコノレッグ」の方が機能性に優れていると思われます。

(いつもの?)勝手な私見では無く、客観的に見て純粋にそう感じました。

両社いずれも良く出来た靴下だけど、履き比べると優越が「自分の中で」ハッキリするじゃろうな。

そうね・・。

「履いた時の感動」を味わったのはエコノレッグが初めてね。

 

あとがき(メーカ様へ希望)

最後までお読み頂きありがとうございます。

今回は登山に特化した靴下「1足だけ」の紹介でしたが、「エコノレッグ」には様々なスポーツ、仕事、日常生活に至るまで、幅広いバリエーションの靴下が用意してあります。

分類が多岐に渡り、機能が重複している為、「結局、私はどれを選べばいいの???」に陥りやすいです。

出来れば、靴下ごとの「◯✕機能一覧早見表」があると、比較が容易になると思われます。

加えて、「各カテゴリー欄」にコンセプト(どういう人向けなのか)が添えてあると、最初の選び出しがスムーズに進むと思われました。

一例としては、Varie x cross(バリエクロス)(各種スポーツ、競技者向け)Aruco(アルコ)(5本指??)KULAS(くらす)(日常のリラックス、リカバリー)といった感じでしょうか。

初見さんにとって「迷わず目的に最短でたどり着ける道標みちしるべ」があると購入しやすいかな。と思いました。

個人的には厳冬期用の極厚高機能ハイソックス(withメリノウール)の開発お願いします。(^o^)

既存品は「単に生地が厚いだけ」だから。

ニッチ商品ゆえに独占出来たら良いね。

私的には他に気になる靴下(外反母趾対策ソックス)があるので、そちらも機会があれば試してみたいです。

「アルコネイチャ- タビ 山を歩く靴下」同様の「感動」をお届け出来そうならレビューしたいと思います。

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