おはこんばんわ。サフィンです。
今回は私が行っているテントの固定方法について、有益な情報を共有させて頂きます。
ちょっとしたカスタマイズ一つで、まるでテントに根が生えたように固定されたら嬉しくないですか?
それを知れば、夜中に周りが慌てて張り綱を張り直ししだしても、一緒に飛び起きなくていいんですよ。
「もう、これで不安な夜とはオサラバさっ!」
サフィンのテントはこちらでご紹介してます。
まずはテントの「しくみ」を理解しよう!
私がよく見かけるテントの張り方ですが、意外や意外、ペグ打ちせず「張り綱だけ」で固定している人がまーまー多い事・・・。
その理由の多くが予想も容易く「面倒だから・・」でしょうけど、涸沢ならまだしも、砂地のテン場でペグ打ちを省略しては「ダメ!ぜったいに駄目!」です。🙅🙅🙅
テントの骨組みとなるポールをしっかり地面に固定しないと、テントの強度は半分以下にまで下がってしまいます。一見、前後、左右の揺れさえ抑制出来れば良い様に思いますが、下方向への力が非常に重要です。
家やマンションに例えて考えればすぐ分かると思いますが、硬い地層に届くまで地中深く掘り下げて基礎を作ります。杭を何本も打ち込み、それらを繋いで固定します。
基礎を疎かにして、地上で建物をいくら支えても意味がありません。
テントも同様です。「ポールから四隅のペグ打ちまで」が柱で、「そこから四方に伸びる張り綱」が梁(はり)となり、それらが一体となる事で強風下でも立っていられるのです。
その片方でも欠けると、自ら手抜き工事を主導した横浜の1級建築士と一緒になっちゃいますョ。
古いな。。みんな記憶から消えかけていたでしょ。
張り方が悪いと一カ所に力が加わり、ポールが折れたり、ペグが抜けたり、固定した石が動いたりと、モゾモゾと夜中に起きる羽目になります。
オススメの設営方法とは?
ペグ打ちの重要性を理解頂けた上で、サフィンの設営方法をご紹介します。
皆さんは買ったテントに初めから付いていた張り綱を「そのまま」使っていませんか?
張り綱自体に問題があるのでは無く、「テントとの繋ぎ方」に少し問題があるとサフィンは思っています。
メーカ出荷時に、どうしてこの様な仕様になっているのか分りませんが、皆さんは使いづらく感じたことありませんか?
「自在でテンションかけると石がずれるぅ。。。」とか、「石で張り綱を押さえているだけだから石の向きを変えると外れちゃうぅ。。。」とか、時間も掛かるし、イライラしますよね。
もう明日からは悩まなくていいですよ。
それはまるで「ボラギノールのCM」の晴れ渡る青空のように。。。
それもお古くてよ。
【メーカ出荷時】 テント側:もやい結び ペグ&石側:自在結び |
【サフィンオススメ仕様】 テント側:自在結び ペグ&石側:エバンスノット |
サフィンオススメはテント側に「三角自在」を繋ぎ、末端を「エバンスノット」で仕上げます。
「三角自在」は夜間でも発光する蓄光タイプを使っています。
張り綱と共に蓄光タイプに変えてからは、混み合ったテン場でも足を引っ掛けられる回数が激減しました。
サフィンは更に、張り綱をもう一本加えることで強度アップを図っています。仮に1本が緩んでも、もう1本が支えてくれるので風の「多い日でも安心感」が違います。
おい!
意味変わっとるやないかい!
ぜひ覚えてほしいロープワーク2選!
もやい結び
Wikipedia
もやい結び(舫い結び、もやいむすび、ボーラインノット、ブーリンノット、ブーリン(Bowline/Bowline knot))とは、ロープの端に大きさの変化しない輪をつくる結び方のひとつ。使い勝手のよさや用途の多さから「結び目の王」(King of knots)と呼ばれることがある。
英語ではBowline(ボーライン)というが、Bowとは船首のことで、古くは船の帆の縁を船首側に引っ張るために用いられていた[3]。もやい結びと本質的に同じ構造の一重継ぎは石器時代から魚網に使われていたとされるが、もやい結びが初めて図示されたのは1794年に出版された船員向けの教本の中であるとされる。
エバンスノット
玄人?のテント設営とは
テントの設営に素人も玄人もあるの?
経験によるスピードの差はあっても設営方法に違いは無いと思うけど・・・。
実は「玄人っぽく見える」設営方法があるんです。設営に慣れてない内は何度もテントの周りをぐるぐる回って建てますよね。それって時間も掛かるし中腰だったりと、建て終わる頃にはもうぐったり。。。
サフィンの設営方法はインナーのスリーブにポールを通したら、そこからは一歩も動きません。
写真で解説します。
あとがき
今回のティップスはいかがでしたでしょうか?
特に張り綱の2本使いはペグ打ちが出来ない場所で有効なので、ぜひ真似してみて下さいね。
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